アニメ「舟を編む」を見て、アナログのよさに改めて気づいたという話
こんばんは。Brown Monkey店主です!
最近、懐かしいものに囲まれているとなぜか落ち着く気がします。
たとえば、最近昔なつかしのオーザックというお菓子です。オーザックは1990年にカレーのルーで有名なハウス食品から発売されました。
ぼこぼこした表面と適度な厚みでざくざく食べれる新食感スナックとして宣伝にも力をいれて、CMに当時はTMN、田中義剛(花畑牧場のキャラメルで有名なあの方)、そして95年には当時大人気だったKinKi Kidsを起用する等、バブリーでしたよね^^
最近では見かけなくなったので、昨年中部地方以東で生産終了したカールのようになったんだーくらいに思っていましたが、実は細々と生産はしていたようで、コラボ商品なんかもだしていたらしいんですね(笑)
個人的にはこの90年代ブームで、大々的に復刻してきたんじゃないかと思ってるのですが、それでも懐かしいお菓子の復活はうれしいものです^^
正直販売されなくなって、みかけなくなると、名前もわすれてしまったりするものなのですが、見かけるとはっとしてうれしくなり購入してしまったりするんですよね。
貧乏性なのでしょうか(笑)
ということで、そんな本日はぼけーっと見ていたアニメ「舟を編む」で、やっぱりアナログっていいなーと思ったことについてつらつらと書いていきたいと思います。
Photo by Syd Wachs on Unsplash
「舟を編む」ってどういう話?
「舟を編む」はそもそも三浦しをんさん原作の小説本です。もとは女性ファッション雑誌「CLASSY.」の連載だったそうです。
2013年に松田龍平さん主演で映画化、2016年にテレビアニメとして放送されました。
話としては新しい辞書を発売するために、奔走していく話なのですが、その中で人間ドラマが繰り広げられていくっていう具合な話です。
なんだかはじめはまじめな話かなーと思って、あまり見る気がしてなかったのですが、見てみたらなんだかじーんとする懐かしい感じがあって、おもしろいんですよね。
人間味あるといいますか。
アニメ版のサブタイトルが毎回きれいな日本語を使っていて、それもまたアジがあるんですよね。普段使わない言葉にもこんなにきれいな言葉があるのか!と自分の普段の言葉使いを恥じました(苦笑)
何でもある時代だからココロに沁みる話
このアニメで一番好きな言葉の中に、
「人は辞書という舟に乗り、最もふさわしい言葉を探して暗い海面に浮かび上がる小さな光を集める。言葉は光なのです。」
という言葉があります。
新しく出そうとしている辞書「大渡海(だいとかい)」の監修をされている松本先生のことばなのですが、言葉というのはいろいろな使い方ができるということ、その言葉を知り、人はその言葉を選びながら、誰かに何かを伝えていくという、深い話でした。
よく言葉を知らないと話もできないといわれて「かちん」っときた。ことがありますが、こういうことなのだろうなと思いました。
何でもそろってしまう時代、情報は手に入れるというよりもあふれている時代だからこそ、言葉を学ぶ、それを知るための辞書を作るという行為は大切なんだろうなーっとしろうとながら気づきました。
時間短縮のために電子辞書とか使っていましたが、あれはあれで便利です。
ただ、すぐに調べられるから、覚えておかなくてもいいや、となり、結果自分の身に成っていなかったりするんですよね。
簡単に手に入れられるものは、なくなるのも早く、すぐに忘れ去られてしまうのだと思います。
なんとなく、その考え方は昔のもの・アナログなものを好きな人たちの感覚に似ているなーと思いました。
今はもう販売していないものなので、簡単には手に入りません。
自分から情報を得るために検索したり、人と情報交換したり、待ち続けてやっとてにいれられるものにはすごく愛着がわくのではないでしょうか?
アナログを見直そう!
デジタルにはデジタルのよさが、アナログにはアナログのよさが、もちろんですが存在しています。
いつもデジタルの手軽さになれてしまっている方、すこしはやる気持ちを抑えて、ちょっと手に入りにくい何かをつかむ努力をしてみてはいかがでしょうか!
手に入れたときの感動は、きっとなにものにも変えがたいと思いますよ^^
そういういつもとは違ったことを頼んでみるものいとをかし^^
これからもBrownMonkeyを応援いただけたら幸いです!
よろしくお願いいたします!
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